6帖一間のワンルームが初めての一人暮し。
初めての一人暮しは18の頃で、20の頃に地元に戻っての部屋もワンルーム。ある意味?
ワンルームにしては、収納やクローゼットなどは無く、押入れが1箇所。また、風呂が無い。ワンルームなのに、便所は共同で窓は台所に1つ。 こんなワンルームあったけ?と、思うでしょう。風呂なし6帖一間で共同便所の俗にいう○○荘という感じのワンルームアパートが一人暮しのスタートだった。 18の頃も20の頃も一人暮しをしていた部屋は、こんな部屋からのスタート。
自分の中では、ワンルームな感じなんだよな。家賃は2万ぐらいだったかなぁ。
生活用品なんて、その時揃えればいいかなと軽い気持ちだったからたいした荷物は無いし、何も無いからワンルームにしてはかなり広い、いや6帖にしては。
ワンルーム(部屋)への拘りは無かった。ココに一生住む気も無かったから、ワンルームならどこでもよかった。 仕事が朝早くて、ほとんど部屋にいるのは寝るだけだろうと思っていたから。どんな部屋でもよかったのが本音。
買い揃えた生活用品は、いただき物やリサイクルショップなどで揃えたから新品は無い。使えればいいと思っていたし、あまり拘りががなかった。 でも、このワンルームで生活していくうちに、だんだんと物が増えていくんだよね。あんなに広く感じたワンルームも、生活用品を置く事によって意外と狭くなる。
イメージでは、必要最小限にしてワンルーム(部屋)を広く使おうと考えていたんだけど。
このワンルームに住んでいて困った事は、部屋に風呂が無いので銭湯に行っていたんだけど、24時間開いてる銭湯なんて無く、たいてい遅くても深夜1時頃には閉まる。 それを逃したら、その日は風呂に入れないのが困った事かな。
とくに、夏場は風呂に入れないと困るんだよね。
飯は意外と困らなかった記憶があるな。
当時、仲間内でワンルーム(部屋)を借りて一人暮しをしていたのは俺だけ。気軽に遊びにこれる場所でもあったから、毎日のように誰かが俺に部屋に遊びにくる。 たまり場のような感じ。特別なワンルームだったんで、ドアを開けていても平気だし、カギをかける事もなかった。
出入り自由の状態だった事もあって、友達は平気でこのワンルームへ入ってくる。ノックぐらいしろよと言いたいぐらいだったが、「飯いこか」と誘いに来てくれるんで、 まぁいいかとも思った。あの頃の俺、金無かったんだよな。安月給だった事もあったから。
着替えに、俺の部屋へやってくる奴もいた。それも朝。
朝、何時くらいだったろう8時頃だったかな、そろそろ仕事へ出かける時間にこのワンルームへ奴はやってきた。「着替えさしてくれ」と・・・、どこ行くねんと問いただしたらパチンコだと。 近くで新装開店のところがあるらしく、そこへ行くのに家からは仕事へ行くフリをして、俺の部屋で着替えていきやがった。おいおい。仕事はと聞いたら休んだだと・・・。それに、俺を誘うんだよ、「行こか!」てね。
あの頃は、俺も嫌いな方ではなかったし、むしろめちゃくちゃ好きだった。仕事は休めなかったんで行かなかったが、金があったら行ってたかも。多分行ってたな。
このワンルームに10人ぐらいで雑魚寝していた事もあったな。あん時は、知らないうちにみるみる人数が増えるんだよ、何かで集まっていたんだけど、その辺が思い出せない。時間も時間だし、 遅いからココで寝るわだって。みんなが口を揃えて言うんだ。数えたら10人以上はいたな。ワンルームがあんなに狭く居心地が悪かった事は無かった。
でも、結構毎日楽しくやっていたなぁ。考えてみたら、毎日誰かしら遊びに来ていたよな。あのワンルームへ。
友達はいいね。楽しかったし、あのワンルームのおかげだね。
何かと気を使ってくれていたんで、ありがたいと思ったよ友達には。ほんと、感謝している。今思い出せば、幼少の頃に作った秘密基地みたいなワンルームだったな。